事業内容

建物を構成する3つの要素が、意匠・構造・設備。その中でも当社が担当する「設備」は居住者の暮らしに最も密接に関わる要素です。

建築基準法では建築設備のことを「給排水・換気・暖房・冷房・電気・ガス」などと定義しており、ライフラインや生活者の快適性・利便性・安全性に関わる設備が建築設備です。

これまでの建築設備は目立たないながらも皆様の住環境を支える裏方の存在でしたが、サスティナビリティ（持続可能性）が求められる世界にあって、空気や水を取り扱い省エネに貢献できる設備業界は、積極的に未来の環境を担うものへと変わりつつあります。

人が生活を送るうえで欠かせない建物の「水」に関わる設備の工事です。

水やお湯を建物に供給するための「給水・給湯設備」、生活排水や汚水、工業廃水などを処理するための「排水設備」、給水や排水に使用するトイレやキッチンなどの衛生器具やガスや消火などに関する「衛生設備」があります。

省エネ技術の発展により、節水器具も目ざましい進化を遂げています。それに伴い、節水器具周辺の施工にはより高い精度が求められるようになっています。

当社の主軸事業でもあり、駅舎や鉄道関連施設など社会インフラ施設をはじめとしたさまざまな設備の設計施工に携わってまいりました。その厳格な基準と安全性への取り組みを通じて培われた技術力をもって、今後も貢献してまいります。

人の安全性や快適性を支える建物の「空気」に関わる設備の工事です。

温度や湿度をコントロールする「空調設備」、空気の入れ換えなどに関わる「換気設備」などがあります。

近年の過酷な気候環境では建物に欠かせない設備です。各種感染症の拡大以後は、換気設備の重要性についても改めて注目されています。

建物の快適性、経済性、機能性のバランスは、その目的、用途に応じて1件ごとに異なります。工場や店舗などの特殊な空調設備、換気設備からマンションや一軒家などの住宅向けのエアコンまで、当社は幅広い分野にわたり慎重にお客様のニーズをさぐりながら、建物に最適な設計、企画を提案してまいりました。